こんにちは!

ぱる整体院です。

こちらでは、頭痛に関する役立つ情報を書いています。

気軽に読んで頂けたらと思います〜 ^ ^/~

水分不足に気をつけて!(頭痛と水分不足の関係)

水分不足になると、血流が悪くなることで栄養が体に十分に運ばれなくなり自律神経が乱れます。

自律神経が不安定になると、ストレスがかかった時に過剰に交感神経が分泌されてしまい、必要以上に血管が収縮してしまい、血管が拡張した時の落差が大きくなり、頭痛を誘発してしまう事があるそうです。

 

水分が不足する事で血液濃度が上がり、血液がドロドロの状態になり、血流が悪くなり、老廃物や水分が流れにくくなり、酸素も細胞に行き届かず、血行が悪くなると頭痛も起こしやすくなる為、こまめな水分補給が必要です。

「ヒトは1日に2.5リットルの水分を失う」

 

呼吸や排泄によって、1日約2,5リットルの水分を失っています。

よって1日に2.5リットル以上は水分を摂取する必要があるのですが、そのうち1〜1.3リットルは食事や代謝で補ているので、残り、1.2〜1.5リットルは、自発的に水を飲むことで補給する必要があります。

 

人の体は約60%が水で出来ています。体内の水分が1%失われると、喉がかわき、さらに

2%〜4%で体内に異常が起きるようになります。体に負担なく水分不足を解消するには、1日に、1.5リットルの水をこまめに飲む、イメージとしては、1回に飲む量はコップ1杯(約200ml)で1日、7〜8回に分けて飲むのが理想です。

「水分を摂るうえで気をつけること」

 

[ジュース・コーヒーではなく「水」が良い]

ジュースは糖分が多いので摂り過ぎると血流が悪くなります。コーヒーは、カフェインが含まれているので、利尿作用があり、体内の水分を排出してしまうため、飲む量は、1日、3杯程度に!

 

[冷たい水を飲まない・一気飲みしない]

冷たい水を一気に飲むと、血行を悪くしてしまいのでかえって頭痛を悪化させてしまいます。室温が白湯がオススメです。そして、一度に大量に飲むと、体に中のナトリウム濃度が低くなり(底ナトリウム血症)脳や内臓、筋肉がむくんでしまい「水中毒」となってしまうリスクがあります。

 

[飲む量は1日に4リットル以内]

水を飲みすぎると、水中毒以外にも、不整脈などの危険性が高まります。大量に摂ることで血流が増え、血液のポンプである心臓に負担がかかります。結果、不整脈になって心疾患を引き起こす可能性があるので1日に飲む量は、4リットル以内にしましょう。

 

当院でも、お水のお話をして、実際、1日、1,5リットル飲むようになった患者さんが、頭痛から卒業されている方が沢山います!積極的にお水を飲んで頂きたいと思います。

頭痛と便秘の関係は?

頭痛と便秘は、ほとんど関係ないと思えるのですが、実は便秘によって頭痛が引き起こされてしまうそうです。

特に、女性の頭痛は便秘が原因である割合が約5割と非常にデータがあり、便秘を解消することによって頭痛も改善することが多々あるそうです。

 

では、なぜ、便秘で頭痛が起こるのか?

 

便秘になってしまうと腸内に便が溜まった状態になります。するとこの便がしだいに腐敗していきやがて、悪質なガス(スカトールとインドール)を発生します。*およそ3日間便が溜まると発生しだす。

このガスが発生すると腸壁から血液へと吸収され、血液中に毒素がたまり、そして血液を伝わって、体内に毒素が駆け巡り、筋肉や臓器の働きが低下し、血流が悪くなり、頭に送られる血液量も減り、送られてくる血液の質も低いため、筋肉が収縮してしまい頭痛が引き起こされてしまうのです。

便秘になってからおよそ3〜5日後ほどで頭痛が襲ってくるケースが多いそうです。頭痛だけではなく、ほてり、めまい、立ちくらみや腰痛、肩こりなども女性の場合は便秘が原因とされています。

私も、小学生の頃から頭痛があり(今は、日だまりショットを受けて、治っていますが)便秘もあり頭痛の痛みが何日間か続いた時、必ずと言っていいほど、便秘でお腹が張って二重苦だったことを覚えています。

次に、この状況を緩和する方法をお送りします!

頭痛と便秘の両方にきく食べ物、飲み物

 

便秘を解決するにも時間がかかるし頭痛を和らげながら便秘も解消するのが効果的とされています。

両方にきく食べ物と飲み物をご紹介します。

 

頭痛、便秘にきく食べ物としては、マグネシウムを多く含んだ食べ物がおすすめです。

マグネシウムは、血管の収縮を抑えてくれ、さらに腸内の水分を集める働きがあり、頭痛と便秘両方にきいていきます。

具体的に納豆や人参が挙げられます。

 

納豆はマグネシウムが豊富で、水溶性食物繊維も含んでいます。

また、納豆菌が腸内の腐敗した便やガスを分解してくれるので

かなりおすすめです!

 

人参は、マグネシウムが豊富な野菜で、さらに不溶性食物繊維も含んでいます。

不溶性食物繊維は、便を固く、大きく形成する働きを持っていて、便秘解消にはもってこいの野菜です。

 

 

 

★逆に頭痛を悪化させる食べ物としては、脂っこいもの、チョコレートなどの甘いもの、糖質を多く含んだもの

などが代表的です。

次に頭痛と便秘を和らげるのに効果的なのはカフェインです。

 

カフェインには毛細血管を拡張させる働きを持っていて、頭痛を和らげてくれます。

また、カフェインは大腸の腸壁を刺激することによって、便を押し出すぜんどう運動を促す働きがあります。

しかし、コーヒーなどはカフェインの配合量が多く、大腸を刺激しすぎてしまい、下痢や腸の自然な運動を奪ってしまうので、適度にカフェインが含まれたものが良いです。飲み物の中では便秘にもならず、頭痛にも良いココアがおすすめです。

 

ココアは100mlでも10mgほどのカフェインが含まれており、少量ですが頭痛を和らげるのは十分な量です。また、リグニンと呼ばれる成分が腸内の善玉菌を増やす働きがあります。

腸内環境を整えるのにとても効果的です。

 

★頭痛、便秘が起きている時に飲んではいけないのは、アルコール類です。

アルコールには、血管を収縮させる働きがあるため頭痛を悪化させてしまうので控えるよにしましょう。

 

私も以前、頭痛が毎日あってつらい時、便秘でお腹も張っていて苦しかった事を覚えています。

頭痛が治った後も、便秘症で悩んでいて友人にぬか漬けが良いとぬか床をいただき、よく、人参をつけて食べていたら、最近、便秘もずいぶん解消されてきています。上手に取り入れていくと良いと思います。

 

 生理中に頭痛が起きやすくなるのはなぜ?

 

 

女性の悩みとして、生理中に頭痛を感じるという方も多いですね。これは、頭痛の原因の一つである

「エストロゲン」の分泌量が、大きく関係していると考えられているそうです。

 

 

ホルモンに分泌量が頭痛の原因

女性の体内のは、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲストロン(黄体ホルモン)という2種類のホルモンがあります。この2つのホルモンの量が、1ヶ月を通して変化することで体調が大きく左右されます。

頭痛が起きやすいと考えられているのが、「エストロゲン」の分泌量の変動が大きくなる、生理前と排卵前。

「エストロゲン」は血管の拡張と収縮の超節約で、分泌量が大きく変動すると、バランスを崩し、血管が一気に拡張し、頭痛を引き起こします。そして、「エストロゲン」の分泌量は、生理前に減少し、排卵前に急増するため、この時期に頭痛が起きやすくなります。この生理周期に起こる片頭痛を「月経関連片頭痛」と言います。

生理中に頭痛が起きやすくなる理由

 

生理中に起きる頭痛は、「プロスタグランジン」というホルモンの影響によるものだと考えられていて、経血の排出をスムーズにする「プロスタグランジン」の分泌量が多いと、頭痛を引き起こす原因になってしまいます。

と、女性に頭痛持ちが多いのには、ホルモンのバランスが大きく関係しているからなんですね。

 

お天気と頭痛の関係とは?

どんより曇って今にも雨が降りそうな日や、台風などで気圧が不安定な日に頭痛が・・・・

「低気圧性片頭痛」と呼ばれています。こんな日を低気圧と呼び、気圧が低下しています。そして、低気圧だとなぜ頭痛が起きやすいのでしょうか?

1・脳の血管が膨張する

 

一番の大きな原因は「血管の膨張」ではないかと言われています。

低気圧で周囲の空気から身体にかかる圧力が下がると、全身の血管がゆるんで膨張します。

 

脳は繊細な臓器で、脳の血管が膨張すると、脳の中でももっとも大きな神経である「三叉神経」に触れ刺激します。そのせいで、血管の脈動に合わせてズキズキと脈を打つような強い痛みが襲うのです。

そして、血管だけではなく、リンパや臓器も膨張するので、頭痛だけではなく身体のむくみや、手足のだるさなどの不調を感じやすいのです。

 

 

2・血行不良により筋肉が緊張する

 

気圧が下がるとともに血圧(血の流れをコントロールするポンプの強さ)も低下。この低血圧の状況も、頭痛の

原因に!(血圧が低いと血流を押し流すポンプが弱く、臓器や細胞に十分な血液が行き渡らない)

 

血行不良による肩こりや目の疲れ、頭痛持ちの方は感じる事があると思いますが、低気圧の時は、この血行不良が起きやすいのです。

 

血の流れが滞ると、肩や首、その他全身の筋肉が緊張し、こわばります。この、血行障害の状況が長く続くと、頭痛になりやすくなります。

 

3・副交感神経が優位になる

 

自律神経の乱れは、頭痛の原因の一つです。

自律神経は、「交感神経」興奮、緊張を司ると、「副交感神経」リラックス、弛暖を司る

この2つが、綱引きのように互いにバランスを取り合っていて、このバランスが大切でどちらかが優位になってしまいと心身に不調をきたしてしまいます。

 

特に、気圧が低くなると血液の循環が悪くなり、それを察知して副交感神経が優位に働いてしまいます。身体が勝手に眠いと勘違いしている状態になります。そして、頭がボーとする・全身がだるい・疲れやすいなどの症状が現れ、段々と頭痛になってしまいます。

 

4・空気中の酸素が少ない

 

気圧が低いときは、空気中に酸素に量が少なくなっています。

標高の高い山などを登ると、酸素が薄くて頭痛や耳鳴りがする場合があるのですが、低気圧のときは、平地でも

高山と似たような状況になります。

脳は酸素を消費することで、正常な動きを維持して行きます。空気が薄くて充分な酸素を取り込めないことで、めまいや耳鳴りなどの感覚障害を引き起こしたり、頭痛になったりします。

 

以上が、天気が崩れる前や、低気圧の時に頭痛になってしまう原因、4つでした。

     頭痛が起きた時の対処法について

頭痛持ちの皆さんは、嫌な頭痛が起きてしまった時、どんな対処を行っているでしょうか???

当院の患者さんは、やはり、痛み止めで対処する方が多いのですが、「薬が効かない・・・」「あまり薬を飲みたくない・・・」という声も聞きます。そこで、薬だけではなく、他の対処方法をご紹介いたします。

1、冷やす

 

偏頭痛の大きな原因としては、脳の血管が膨張して神経を圧迫してしまうことにあるので、血管の膨張を冷やす事で改善できます。

 

冷やすのは、熱さまシートではなく、ケーキなどについてくる冷却シート

(保冷材)を布にくるんで使うのがオススメです。

 

〔効果的な場所〕

 

首筋・頭蓋骨と首の境目(後頭部)・こめかみ・脇の下など

(太い血管を冷やす事で、血管そのものが冷やされ膨張していた脳の血管をクールダウンさせる事ができます。

 

実際やってみた結果、30分ぐらいで痛みが楽になりました。

2、カフェイン飲料を飲む

 

コーヒーやお茶の含まれるカフェインには膨張した血管をキュッと収縮させる効果があります。冷やすのと同様、血管の膨張を鎮めることで、頭痛の緩和につながります。

カフェインには、交感神経を優位にする働きもあり、低気圧でぼんやり重たくなっていた頭がスッキリする効果もありますが、常用しすぎると身体にはあまりよくないので、飲み過ぎのは、十分注意してください。